「リノベーションオブザイヤー2021 ローカルシナジー賞」受賞
1年を代表するリノベーション作品を選出する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2021」にて複合施設Blankは古いビルの空間と、地方都市の人流を再構成するという着眼点が評価され「ローカルシナジー賞」を受賞いたしました。大町エリアは古くから仙台城下の経済の中心として栄えていましたが、段々と賑わいが無くなっているという課題がありました。当初建替えの計画案もありましたが、近年の建築コスト上昇により断念し、この建物を地域のために再活用してほしいというオーナーの強い想いを受け継ぎ、本プロジェクトが始動しました。
「ワークライフシナジー」という考え方
2021年6月、仙台市青葉区大町に複合施設Blank(ブランク)はオープンしました。
Blankは「ワークライフバランスからワークライフシナジーへ」をコンセプトにした複合施設です。築46年の分譲マンションがアパートメント、SOHO、ワークラウンジ、カフェ、イベントスペースからなる施設へ一棟まるごとコンバージョンされました。様々な面を持っていることで、利用する方のライフスタイルに合わせて、建物を自由に使うことができます。
アクセスは地下鉄東西線大町西公園駅から徒歩1分と高いアクセス性が魅力です。Blankが位置する大町は、緑豊かな青葉通りや毎年お花見で賑わう西公園があり、仙台の豊かな自然が感じられる街。その一方で、美術館・博物館といった文化施設や、藤崎・仙台三越などの商業施設にも近く、賑わいと自然が調和しています。
多様な顔を持つBlank
Blankの2階はラウンジ・シェアオフィス・会議室・シェアキッチンで構成。ラウンジには青葉通りに面した大きな窓があり、日中は沢山の日差しが入りとても開放的な空間です。オフィスに併設されているシェアキッチンでは、利用者の方が休憩中にコーヒーを淹れたり、ランチを作ったりと思い思いの時間を過ごし、交流の場にもなっています。
また、Blankではシェアキッチンのレンタルも行っています。キッチンは対面式になっていて料理教室の開催、テレビCMや商品の撮影にも使われることも。姉妹施設であるTHE6、TNERのキッチンと比較するとコンパクトな作りで、シンプルでおしゃれな空間と収納の多さなど機能性を評価していただいています。
地域に開かれたローカルラウンジ
Blank1階のカフェ「Echoes」はカフェ、フードを提供するローカルラウンジ。青葉通りに面したテラス席が特徴的で、開放的なロケーションの中で食事やコーヒーを楽しむことができます。開店当初から行列ができるほど人気だったため、注目していた方も多いのではないでしょうか。
朝は8時にオープンし、時間に合わせてカフェやブランチ、夜はアラカルトとバーテンダーが作る様々なアルコールを楽しむことができます。
Echoesでは地下1階にあるイベントスペースを会場にしてゲストを招いた講演会やアートやカルチャーに関わるイベントを定期的に開催していく予定。今後の活動にも注目が集まります。
その他詳細
Blank
住所:宮城県仙台市青葉区大町2丁目3-12
TEL:022-796-8690
営業:9:00〜18:00
Echoes
住所:仙台市青葉区大町2-3-12
TEL:022-399-8171
営業:8:00〜20:00
Cafe 8:00〜17:00、Brunch 9:00〜14:00(Lo13:45)、Bar 15:00〜20:00(Lo19:30)、Dinner 17:00〜20:00(Lo19:00)
定休日:水曜日(詳細はInstagramをご確認ください)