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【イベントレポート】2025年に開催した6LABOを振り返る

#暮らしに変化を #街のこと

TOPICS

シェア型複合施設『THE6』のある仙台市では「SENDAI光のページェント」がスタートし、2025年もいよいよ終わりが近づいてきました。 THE6にて定期的に開催しているイベント『6LABO』も、2025年の全日程が終了。そこで今回は、今年の6LABOを皆さんと一緒に振り返ります。

6LABOってどんなイベント?


6LABOはTHE6が開催する「学びと体験」のイベントです。 WORK・CREATIVE・SOCIALなど、多彩なテーマに沿ったゲストをお迎えしています。
ひとつの知識を深めたり、新しい感性に触れたり、時には自分を癒したり。ただ体験するだけでなく、その場に集う人たちとの交流から新しいつながりが生まれることも、6LABOならではの楽しみです。



それでは早速、今年開催された6LABOを紹介していきますね。

vol.105「春日町妄想時間×春日町RADIO STATION」




仙台市青葉区の「春日町」の魅力とこれからを伝える、“春日町RADIO STATION”とのコラボレーション企画を開催しました。
“春日町RADIO STATION”のパーソナリティーを務める桃生和成さんの進行で、ご参加の皆さんと一緒に「もっと魅力の詰まった春日町にするには?」とあれこれ妄想する時間。
長く春日町にお住まいの方から、町の歴史や変化についてお話を聞くことができたり。まちづくりに興味があるという方から、アイデアがたくさん出てきたり。町の歩みを知った上で未来を想い描くことで、より解像度の高い、ワクワクする時間に。これからの春日町がますます楽しみになるトークイベントでした。

vol.106「夜のOPEN DAY-おとなの趣味時間-」




毎日をがんばる私たちがひと息つく時間として企画。それぞれがリフレッシュできる「何か」を持参して、同じ空間で穏やかな時間を過ごしていただきました。
参加した皆さんの「何か」は、いつか読もうと思っていた本や刺繍や編み物などの手芸のもの、中には音楽制作という方もいらっしゃいましたよ。
仕事やSNSから離れて、同じ空間で静かに趣味を愉しむ。せわしない日常を一度リセットするような、贅沢なひとときとなりました。

vol.107「おかえり!ジャムパーティー2025」




仙台を拠点に、オリジナルのジャムづくりと販売を行っているsalzの村上博信さんをゲストに迎えて開催。国内外20種類のジャムと、salzのフルーツジャムやミルクジャムなど20種を合わせた、計約40種類の食べ比べを体験していただきました。



シンプルにクラッカーで楽しんだり、ジャムを調味料として使った料理を試食したり。
参加者のみなさんと大きなテーブルを囲んで、「これが好き」「こんな使い方もあるんだね」など感想を伝え合いながら、にぎやかで美味しい時間を過ごしました。

vol.108「コーヒーとお菓子と音楽」




蔵王でスペシャリティコーヒー豆のみを使用した自家焙煎コーヒーを販売している「クラフトコーヒーキタヤ」の佐藤貞治さんをゲストにお迎えし、ドリップバッグコーヒーを美味しく淹れる方法を教えていただきました。
自己流で淹れたものと、佐藤さんに教えていただいた方法でドリップしたものを飲み比べて、「味が違う!」と驚く方ばかり。



DJとしても活躍する佐藤さんがセレクトしたレコードが流れると、ワークラウンジは非日常な空間に。 白石の人気店『焼菓子製作室 イロドリ』さんの絶品お菓子と、美味しいコーヒー。 最高のBGMに包まれて、自然と交流が生まれる豊かな時間となりました。

「リアルな出店のはなし」
vol.109 ~Satomi kiln田代成さんから学ぶ~
vol.111 ~café guttoさんから学ぶ~




6LABOでは共催企画を開催することも。打合せから運営のサポートまで、これまでに多様なコラボレーションを実現してきました。
2025年は先ほどご紹介したvol.105『春日町RADIO STATION』と、宮城大学学生団体『Naniyaru』、2つの団体とのコラボ企画を開催しましたよ。

『Naniyaru』とのコラボイベントは「リアルな出店のはなし」と題し、ゲストに人気カフェを営むお二人をお招きしました。
一人目は『Satomi kiln』の田代成さん、二人目は『café gutto』の渡辺亜沙人さんです。
お店を始めるまでのストーリーや、人気店であり続けるための秘訣など、経営の「生の声」を聞ける貴重な機会。「何かを始めてみたい」そんな想いを抱く方々が集いました。



お話を聞いた後には、参加者の「やってみたい」についてそれぞれの視点や意見を交換するグループワークの時間が設けられました。アイディアがブラッシュアップされて、踏み出すきっかけを掴むひと時となりました。

特別編「春日神社例大祭」




THE6からほど近い場所にある「春日神社」では、毎年例大祭が開催されます。
この例大祭はお神輿の巡行や出店が立ち並び、地域の方々に長く愛されるお祭りです。今年はTHE6を運営する株式会社エコラとして出店させていただきました。

出店では「駄菓子」をはじめ、日頃から姉妹施設TNERのシェアキッチンを利用している方の「焼菓子」、「クラフトコーヒーキタヤ」さんのコーヒーを販売。お小遣いを持って商品を一生懸命選ぶ子どもたちの姿を見ることができたり、長く春日町に住む方から昔のお祭りの様子を聞けたりと、施設を出たからこその景色を見ることができました。




vol.112「お薬と身体に寄り添う植物のおはなし」




薬膳にも精通する薬剤師のごとうよしこさんをゲストにお迎えし、「植物とおくすりの関係」を探るお茶会をひらきました。
英国の田舎町を舞台にしたピーターラビットの絵本を一緒に読み進め、物語に登場する植物たちを「お薬」の視点から探究しました。



まずはじめに「植物は楽しいと伝えたい」とお話された後藤さん。まさに参加者が楽しめるように、数種類の植物とお茶をお持ちくださいました。その植物を見て、触れて、味わい、嗅いで、お話を聞いて。五感を使ってそれぞれの体を震わせる体験ができました。

vol.113「冬を彩るクリスマススワッグづくりとコーヒータイム」




講師に春日町にある人気のお花屋『Flower SugaDesign』の菅原祐太さんをお迎えして、クリスマススワッグづくりのワークショップを開催しました。
用意された枝ぶりの異なる針葉樹と木の実を材料に、皆さんのそれぞれのセンスで、個性豊かで素敵なスワッグが完成。香り高いリースに思わず鼻を寄せて深呼吸される様子も印象的でした。



完成したあとは『焼き菓子屋cram』さんの美味しいお菓子をいただきながら、おしゃべりの時間も楽しみました。

vol.114「栗原の稲藁でつくる、福を迎えるしめ飾り」




6LABOではすっかり定番となった「しめ飾りづくり」を今年も開催することができました。
くりはらツーリズムネットワークの大場寿樹さんが開催するワークショップは、大場さんご本人が専用の田んぼで丁寧に育てた稲わらを使うのが特徴。

青いまま天日干しされた稲藁の良い香りに包まれながら、慣れない手の動かし方に集中し、思考の忙しい毎日から少しだけ離れる時間に。しめ飾りに関する文化や歴史についてのお話や、ときには冗談も交えた大場さんのトークもこの講座が人気の理由のひとつ。「来年も楽しみにしています」と嬉しいお言葉もいただき、「よいお年を」と挨拶を交わしておひらきとなりました。


2026年も6LABOでお会いしましょう!


2025年は計11のイベントを開催いたしました。 ご参加いただいた皆さま、ゲスト、講師の皆さま。 素晴らしい時間を共に創っていただきありがとうございました。

「こんなことをやってみたい」「自分のスキルを誰かに届けてみたい」 この記事を読んでそんな想いが浮かんだ方は、ぜひお気軽にご相談ください。共催イベントやレンタルスペースの活用など、THE6と一緒に新しい景色を描いてみませんか?

THE6ではこれからも、学びを深める時間やひと息つけるイベントをさまざまなテーマで開催いたします。もし気になる『6LABO』を見つけたら、少しだけ日常から離れる時間を過ごしにいらしてくださいね。

2026年も、お会いできることを楽しみにしています!

その他詳細

THE6

仙台市青葉区春日町9-15 3F
tel:022-395-4835
営業時間:平日9~17時

記事を書いた人

日沖亜也子

コーディネーター

ゼロから何かを作り上げることよりも、何かを作り上げる人やコトをサポートすることの方が得意。シェアオフィスでそんな特性を活かせたらと思いエコラに入社しました。日常生活では音楽が欠かせません。

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