【イベントレポート】くつろぎの時間を共有する、小さなマーケット

暑さが少し和らいだ7月12日、仙台市二日町にあるシェア型複合施設TNERで「TNERのくつろぎマーケット」が開催されました。
「あわただしい毎日の中に、ほっと一息つける時間を」というテーマで、身体に優しいお弁当やお菓子、香り豊かなコーヒー、ハーブ商品などを集めた小さなマーケット。
イベント当日の様子をお伝えいたします。



 

TNERのレンタルキッチンで活動するお菓子屋さんたち

2階の入口をくぐると、まずはお菓子屋さんのコーナー。
ご出店いただいた「asteri（アステリ）」「Sugar saison（シュガーセゾン）」「yakigashi ATTA（ヤキガシアッタ）」の3組は、TNERのレンタルキッチンで活動している、店舗を持たないお菓子屋さんです。



「asteri」さんは海外製の型を使用した、バタークッキーをメインに製造しています。当日は実際に使用している型も展示され、その繊細な模様にお客さまも感心していました。
この日が初お目見えとなった新作のフィナンシェも、他ではあまり見かけない百合の紋章の形。目でも楽しめてリッチな味わいのフィナンシェは人気商品になりそう！



「Sugar saison」さんの売り場には、可愛いアイシングクッキーがたくさん並びました。夏らしさいっぱいのイルカやアイスクリーム、ひまわりなどのお花を模したクッキーは、眺めるだけでも楽しい気分になります。
冷やして食べるボールクッキーは、ざくざく食感のクッキーとチョコレートで新感覚の味わいでした。



「yakigashi ATTA」さんが手がけるのは米粉のお菓子。バター不使用のソイパウンドケーキやきな粉のスノーボールなど、身体に優しい食材にこだわって作られています。
グルテンフリーで罪悪感なく食べられるのに、満足感はしっかりあるのが嬉しいですね！
ミニサイズのフロランタンは一袋でアーモンドとゴマの2種類を楽しめて、ちょっと贅沢な気分でした。

3組は普段、仙台市内のマルシェイベントを中心に出店されています。今後の活躍はSNSをチェックしてくださいね。

身体に優しく彩り豊かなお弁当

お弁当を販売いただいたのは、塩釜駅からすぐの場所に店舗を構える定食屋「ごはん屋はれ」さんです。
この日並んだ「はれ弁当」は、主菜が「ひじきのハンバーグ」と「鶏肉のネギ塩レモン」の2種類。さらにご飯は「白米」「玄米」「黒米」から選べるという特別感あふれるお弁当でした。

野菜を中心に彩り豊かなおかずが盛りだくさんの、わくわくするお弁当。お客さまが「どれにしよう」と悩む表情も、どこか楽しげでした。
塩竈のお店では週替わり定食が人気。定食のご飯は贅沢に「3種盛り」にもできて、他にもお豆がたっぷり入ったキーマカレーや、レトロな見た目の手作りプリンも楽しめますよ。

笑顔と元気を届けるハーブ専門店

ハーブ専門店の「Sourian」さんは、レンタルキッチンを会場にデコレーションハーブドリンク作りのワークショップを行いました。
お好きなハーブコーディアルを炭酸水やお水で割り、フレッシュハーブでデコレーションする見た目にも爽やかなドリンク。たくさんのお客さまが参加され、思い思いにデコレーションを楽しむ姿が見られました。

販売スペースにはワークショップで使用したコーディアルをはじめ、ハーブティーやジャムなども並び、訪れる人を楽しませていましたよ。

蔵王の麓からスペシャルティーコーヒーを

3階のシェアキッチンでは「クラフトコーヒーキタヤ」さんからドリップバッグコーヒーの美味しい淹れ方を学ぶワークショップを開催。参加者は普段通りに淹れたコーヒーと、コツを教わって淹れたコーヒーを飲み比べ、味わいの違いを楽しんでいました。

コーヒーのいい香りに包まれたシェアキッチンには販売用のドリップバッグも並び、冷たい牛乳にパックをつけてコーヒーを抽出する「ミルクブリュー」が大人気だったそうですよ。

くつろぎながら交流が広がる空間

シェアキッチンの隣にはダイニングスペースもあり、ワークショップで淹れたコーヒーやハーブドリンク、購入されたお弁当やお菓子をその場でゆっくりお楽しみいただけました。



居合わせたお客さま同士やスタッフ、出店者さんとの間で会話を楽しむ場面も見られ、「ほっと一息つく時間」をお過ごしいただけたのではないでしょうか。
コンパクトなスペースでの開催でしたが、その分お客さまとの距離も近く、和やかな交流が広がる1日となりました。













会場となったTNERはシェア型複合施設。普段はオフィスやレンタルキッチン、貸会議室としてご利用いただけるスペースです。
イベント開催時以外も見学が可能ですので、気になる方はお気軽に施設までお問い合わせくださいね。