リノベーションの魅力や可能性を広く発信するため、一般社団法人リノベーション協議会が毎年開催する『RENOVATION OF THE YEAR』。2013年にスタートし、今年で12回目の開催となります。
『RENOVATION OF THE YEAR 2024』では800社を超える施工事例がエントリーし、一般投票によりノミネート作品が決定。その後、住宅系メディアに関わる選考委員による最終選考が行なわれ、1年を代表するリノベーション作品が選出されます。
株式会社エコラでは過去にもRENOVATION OF THE YEARにエントリーし、賞をいただいております。
2020年にエントリーしたシェア型複合施設TNERは、これまでの「貸す人→借りる人」という一方通行な賃貸の既成概念をとっぱらった仕組みづくりをしたい・もっと柔軟な借り方、貸し方があっても良いのでは?という思いから誕生しました。
シェアオフィス・アパートメント・レンタルスペースからなるシェア型複合施設で、単にシェア空間があるだけでなく、賃借人が借りた区画において、使っていない時間を時間単位で他の方に貸し出すことができる施設です。その新しい仕組みが評価され、『シェアリングリノベーション賞』を受賞いたしました。
2021年にはシェア型複合施設Blankがエントリー。首都圏から地方へ活動拠点の移行が進むなか、今後の東北での新たな活動拠点を担う施設となるべく、SOHO・アパートメント・ホテル・ワークスペース・シェアラウンジ・カフェ・イベントスペースからなる複合施設を企画しました。
コンセプトは「ライフワークバランスからワークライフシナジーへ」。
「働く」と「暮らす」や、「旅をする」と「仕事をする」の境界がなくなりつつある今、多様性に応じて人びとが繋がる空間を提供しているBlankは『ローカルシナジー賞』を受賞しました。
そして2024年。今年はエコラから2つの施工事例がエントリーしています。
ぜひ公式ページからいいね!を押して応援いただけますと幸いです。
「思い出のある建物でもあり、本当は壊してほしくない、できれば残したい。」
そんな前所有者の強い意思が受け継がれ、リノベーションによって生まれ変わったのが宮城県の塩竈市にあるこちらの建物。
塩竈市はみなとまちとして古くより栄えてきました。そんなまちに溢れるタネを生かし、地域の人をもワクワクさせる仕掛けづくりができないかという課題から生まれたコンセプトが「職住一体の小商いアパート」です。
4階建の建物をフルリノベーションしたこの物件は、アパートに入居した人が1階フロアをお店(=マーケット)として使う仕組みです。入居者同士がマーケットを通してつながり、時には地域住民も巻き込んでマルシェやイベントを開催するような空間が誕生しました。
結果、半分以上が空室だったアパートは募集開始から1ヶ月ほどで満室に。
さらにこのプロジェクトで塩竈市へ移住し、定食屋を始めた「ごはん屋はれ」は、まちの食堂として親しまれる場所になっています。
ほかにも塩竈出身・在住の2組がフォトスタジオと美容院をオープンするなど、コンセプトやライフスタイルに合った住空間がマッチし、地域内外の人に選ばれる場所になりました。
『マーケットアパートメント塩釜』への投票はこちら
施主の日本商事株式会社様は、地元で長く貸ビルの経営を行なっています。コンバージョンの実績をもつ弊社へ相談いただき、新しいプロジェクトが始まりました。
『小さく借りて、大きく使える』をコンセプトに誕生した『COVER TACHIMACHI』。
以前は事務所として使用されていた2階∼3階フロアを、多様な暮らし方・働き方をカバーできるユニバーサルなデザインの住居・SOHOへとコンバージョンしました。
スモールビジネスでは物件の初期投資は抑えたいところ。ほぼ住居仕様の内装設計でありながら、各個室に鍵をつけてプライバシーが守られたオフィスづくりを可能としています。
不動産経営をやる以上収益性は必須。しかしそれと同じくらい、仙台で暮らす人々・街全体の活性化を目指している施主の熱い想いが実現された再出発となりました。
『COVER TACHIMACHI』への投票はこちらから
リノベーションの最先端を知り、その魅力を発見できる『RENOVATION OF THE YEAR』。投票期間は2024年10月30日(水)までとなっています。
家づくりを考えている方の参考にもなりますので、さまざまなリノベーション作品をご覧になって、お気に入りの作品に投票をしてくださいね。
『RENOVATION OF THE YEAR 2024』では800社を超える施工事例がエントリーし、一般投票によりノミネート作品が決定。その後、住宅系メディアに関わる選考委員による最終選考が行なわれ、1年を代表するリノベーション作品が選出されます。
エコラとRENOVATION OF THE YEAR
株式会社エコラでは過去にもRENOVATION OF THE YEARにエントリーし、賞をいただいております。
2020年にエントリーしたシェア型複合施設TNERは、これまでの「貸す人→借りる人」という一方通行な賃貸の既成概念をとっぱらった仕組みづくりをしたい・もっと柔軟な借り方、貸し方があっても良いのでは?という思いから誕生しました。
シェアオフィス・アパートメント・レンタルスペースからなるシェア型複合施設で、単にシェア空間があるだけでなく、賃借人が借りた区画において、使っていない時間を時間単位で他の方に貸し出すことができる施設です。その新しい仕組みが評価され、『シェアリングリノベーション賞』を受賞いたしました。
2021年にはシェア型複合施設Blankがエントリー。首都圏から地方へ活動拠点の移行が進むなか、今後の東北での新たな活動拠点を担う施設となるべく、SOHO・アパートメント・ホテル・ワークスペース・シェアラウンジ・カフェ・イベントスペースからなる複合施設を企画しました。
コンセプトは「ライフワークバランスからワークライフシナジーへ」。
「働く」と「暮らす」や、「旅をする」と「仕事をする」の境界がなくなりつつある今、多様性に応じて人びとが繋がる空間を提供しているBlankは『ローカルシナジー賞』を受賞しました。
そして2024年。今年はエコラから2つの施工事例がエントリーしています。
ぜひ公式ページからいいね!を押して応援いただけますと幸いです。
日本初?職住一体に特化した小商いアパート
「思い出のある建物でもあり、本当は壊してほしくない、できれば残したい。」
そんな前所有者の強い意思が受け継がれ、リノベーションによって生まれ変わったのが宮城県の塩竈市にあるこちらの建物。
塩竈市はみなとまちとして古くより栄えてきました。そんなまちに溢れるタネを生かし、地域の人をもワクワクさせる仕掛けづくりができないかという課題から生まれたコンセプトが「職住一体の小商いアパート」です。
4階建の建物をフルリノベーションしたこの物件は、アパートに入居した人が1階フロアをお店(=マーケット)として使う仕組みです。入居者同士がマーケットを通してつながり、時には地域住民も巻き込んでマルシェやイベントを開催するような空間が誕生しました。
結果、半分以上が空室だったアパートは募集開始から1ヶ月ほどで満室に。
さらにこのプロジェクトで塩竈市へ移住し、定食屋を始めた「ごはん屋はれ」は、まちの食堂として親しまれる場所になっています。
ほかにも塩竈出身・在住の2組がフォトスタジオと美容院をオープンするなど、コンセプトやライフスタイルに合った住空間がマッチし、地域内外の人に選ばれる場所になりました。
『マーケットアパートメント塩釜』への投票はこちら
多様性を『COVER』できる場所
施主の日本商事株式会社様は、地元で長く貸ビルの経営を行なっています。コンバージョンの実績をもつ弊社へ相談いただき、新しいプロジェクトが始まりました。
『小さく借りて、大きく使える』をコンセプトに誕生した『COVER TACHIMACHI』。
以前は事務所として使用されていた2階∼3階フロアを、多様な暮らし方・働き方をカバーできるユニバーサルなデザインの住居・SOHOへとコンバージョンしました。
スモールビジネスでは物件の初期投資は抑えたいところ。ほぼ住居仕様の内装設計でありながら、各個室に鍵をつけてプライバシーが守られたオフィスづくりを可能としています。
不動産経営をやる以上収益性は必須。しかしそれと同じくらい、仙台で暮らす人々・街全体の活性化を目指している施主の熱い想いが実現された再出発となりました。
『COVER TACHIMACHI』への投票はこちらから
リノベーションの最先端を知り、その魅力を発見できる『RENOVATION OF THE YEAR』。投票期間は2024年10月30日(水)までとなっています。
家づくりを考えている方の参考にもなりますので、さまざまなリノベーション作品をご覧になって、お気に入りの作品に投票をしてくださいね。
その他詳細
RENOVATION OF THE YEAR 2024
投票期間:2024年9月26日~10月30日
あなたのいいね!が1票となり、800社超の施工事例の中から優秀作品が決まります。
ぜひいいね!でエコラの応援をお願いいたします。
記事を書いた人
八島 拓未
コーディネーター
以前は住宅購入の相談所でアドバイザーとして勤務。
コロナ禍で新しい暮らしや新しい働き方が求められる中、シェアオフィスやコワーキングスペースという場所に興味を持ち、エコラに入社。
現在は施設の管理や内覧・お問合せの対応、事務作業など、シェアオフィスの運営業務を担当。