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『リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム』で最新IoT家電とリノベーションの魅力を体感【後編】

#新しい場 #ショールーム

PLACE

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

2023年10月にOPENした『リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム』。

宮城県仙台市を中心にリノベーション事業を展開する株式会社エコラと、テクノロジーを活用したリノベーション・プラットフォーム事業を全国で展開し、国内No.1(※1)のワンストップリノベーション事業者であるリノべる株式会社が共同で手がけたこちらのショールームでは、「省エネ」と「木の温もりを感じる上質な暮らし」をご体感いただけます。

前編ではショールームの全貌をご紹介いたしました。後編となるこちらの記事では、ショールームをリノベーション施工し、現在は運営を担う株式会社エコラの方々にお話を伺います。

※1 リフォーム産業新聞1574号(2023/10/23発行)『マンションリフォーム売上ランキング2023』にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位

『リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム』
◯住 所
宮城県仙台市青葉区広瀬町2-8 支倉パーク・マンション302
◯アクセス
仙台市営地下鉄南北線「北四番丁」駅 徒歩14分、「勾当台公園」駅 徒歩15分
お車でお越しの際は専用駐車場をご案内致します
◯電話番号
0120-684-224
◯営業時間
10:00~18:00
◯定休日
毎週火曜日・水曜日
◯ご予約
リノベる。宮城HPより ※完全予約制

 


 

リノベーションを体感し、知るための窓口へ


リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム
左から株式会社エコラ 上柿裕生 氏/代表取締役 百田好徳 氏/土場愛莉紗 氏/佐藤陽 氏(以下、敬称略)

ーショールームのOPENおめでとうございます!まずはOPENに至ったきっかけを教えていただけますか?

百田:中古物件の購入からリノベーション工事までを一社完結で手がける「ワンストップリノベーション」について、より多くのお客様に知っていただきたいというのが一番のきっかけですね。

エコラでも長きに渡ってワンストップ事業を行なっています。2023年にワンストップリノベーション事業における先駆者的存在のリノベる株式会社様と業務提携をしたことで、今後はより包括的なサービスを展開していきたいと考えたんです。

そこで今回の『リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム』を立ち上げ、リノベーションならではの工夫や魅力が詰まったショールームをご見学いただくと同時に、資金計画や物件探しといった、より良い住まいづくりをスタートからサポートできる環境を整えました。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

ーショールームを見学させていただきましたが、とてもおしゃれな内装ですね!

土場:ありがとうございます。ご夫婦での暮らしはもちろん、お子さまがいらっしゃるご家庭にもぴったりな、上質な雰囲気のお部屋へと仕上がりました。都心のライフスタイルを楽しみながらお子さまの学習環境や住みやすさなども重視したい、という方には共感いただけるポイントがたくさんあるかと思いますね。

ーショールームのコンセプトにもある通り、「木の温もり」を随所に感じます。

上柿:棚板や建具などにも木を使用していますが、やはり一番のこだわりは無垢材を使用したフローリングでしょうか。無垢材は裸足で歩いたときの肌触りが特別なので、ぜひ体験していただきたいですね。無垢材は傷がつきやすいですが、その傷も風合いとして一つの味になるんです。一般的な賃貸物件ではあまり無垢材を用いないため、かなり贅沢な造りになっています。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム
無垢材を使用したキッチンダイニングの床

佐藤:ダイニングとリビングで、フローリングの仕上がりが異なるんです。汚れがちなダイニングは掃除がしやすいクリア塗装に、リビングはマンションの防音規則に沿ってフローリングの下に遮音マットを引いています。部屋単位で張り分けができるので、住み手のこだわりが表現できる要素ですね。

ー他ではあまり見かけない特徴という点では、スタディスペースがあること、さらには小上がりまで設けられているのは珍しいのではないでしょうか。

佐藤:スタディスペースはお子さまのご利用はもちろん、夫婦の仕事場としても役立つため、新しい生活様式にマッチした設備だと思います。小上がりは壁を設けずに緩やかにゾーニングできるため、空間を広く見せるための工夫として最適です。
またマンションはどうしても収納場所の確保が難しいのですが、小上がりを床下収納にすることで、デットスペースをうまく活用することもできるんですよ。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム
小上がりの床下収納。畳も井草ではなく素材や色味にこだわった現代風の仕上げに

ーそのほか、マンションリノベーションならではの工夫があれば教えてください。

上柿:寝室の壁に設けられた室内窓ですね。意匠性の高さはもちろん、狭さに悩まされがちなマンションに開放感が生まれることもメリットの一つです。
リビングの掃き出し窓から入る光と風が、室内窓を開けることで寝室まで通り抜けるのも嬉しいですよね。程よい抜け感の演出と、インテリアのアクセントとしておすすめしたいポイントです。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

リノベーションの勘所〜断熱のこだわり


ーこのショールームは「R1エコ基準★(ワンスター)」に適合予定と、断熱性能の高さも特徴と伺いました。高断熱を実現するためのこだわりについても、詳しく教えていただけますか?

百田:まず「R1エコ基準★(ワンスター)」とは、リノベーション協議会が定めた、一定の省エネ基準を満たしたリノベーションマンションに発行する「R1住宅エコ」基準の一種です。「R1エコ基準★」認定のためには、住宅性能表示制度において断熱等性能等級が等級4に相当し、外皮平均熱貫流率(Ua 値)に対する要求値が0.87 W/(㎡K)以下である必要があります。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム
『リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム』の断熱等級

要約すると、このショールームは外壁など外気に接した場所から、室内の熱が逃げにくい構造になっています。施工前はほとんど無断熱状態の性能値だったんですよ。

土場:実は今も、リビングのエアコン1台で室内全体を暖めています。底冷えなどもないため、ショールームにお越しのお客様もその気密性の高さに驚かれますね。

ー確かにどのお部屋もとても暖かいですね。無断熱の状態から、どのようにして断熱性能を改善させたのでしょうか?

上柿:天井に発泡ウレタン、壁にはミラフォーム®Λ(ラムダ)というかなり高性能な断熱材を使用しました。また全部屋の窓にインプラス(内窓)を導入しています。もちろんこれらは一般宅のリノベーションでも取り入れることができる素材ですよ。

ただし性能が高いぶん、費用もかかってしまうのが難点です。しかし金額を優先してグレードの低い断熱材を使用した場合、ここまでの効果が実感できるかと言われると正直微妙なところなんです。マンションの断熱であれば一戸建てと違って施工する面積も少ないため、初期の段階で思い切って高性能な断熱材を採用することをおすすめしています。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

ーお部屋の断熱性能が向上すると、夏の涼しさや冬の暖かさが保たれる以外にどのようなメリットがありますか?

佐藤:断熱によって、室内から快適な温度の空気を外に逃がさないという効果も見込めるため、エアコンの使用量を抑えることができ、省エネにもつながるというメリットがあります。施工後の建物の燃費を計算したところ、なんと63.8%も光熱費を削減できることがわかりました。電気代がどんどん高騰している現代では嬉しいですよね。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム
『リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム』の建物の燃費

佐藤:先ほどもお伝えしていましたが、断熱に関してはいかに初期の段階から念入りに施すかが重要なんです。光熱費の節約の面からも、長い目で見るとかなりお得になるはずですよ。

リノベーション×IoT家電で『暮らし方に合わせて住宅が変化する』


ーショールームには最新のIoT家電(※2)も設置されていますね。

土場:ショールームに導入されているのは主に「Alexa(アレクサ)」と「HOMETACT」の2つです。アレクサはご自宅でご利用中の方も多いかと思いますが、三菱地所様が提供している「HOMETACT」を体験できるリノベる。ショールームは全国でも2箇所だけと、とても珍しいスマートホームサービスなんです。

※2 インターネット通信機能がある家電のこと

ーそんな貴重な体験が仙台でできるなんて!具体的にはどのような機能があるのでしょうか?

土場:HOMETACTは照明やテレビ、エアコンやロボット掃除機に至るまでを、室内はもちろん、外出先からでもアプリで管理できます。異なるブランドやメーカーのスマート家電であっても、統合して一つのアプリで操作できるのは便利ですよね。
さらにシーン機能といって、時間や位置情報をきっかけに、登録した機器を自動で動かすこともできるんですよ。

ー”よりその人らしい暮らしを実現する”という点から、IoT家電はリノベーション住宅とも親和性が高いように感じます。

百田:まさにその通りで、IoT家電はリノベーション後も住まいの変化に合わせて、機能の追加や設定を変更できるフレキシブルさを持ち合わせています。新築は住宅という名の箱に私たちが合わせて暮らす必要がありますが、リノベーションとIoT家電を組み合わせることで『暮らし方に合わせて住宅が変化する』ようになるんです。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

上柿:IoT家電はリノベーション後に設置するよりも、設計の段階で導入を前提に進めていくことをおすすめします。機器によっては設定が複雑なものがあったり、コンセントの位置が噛み合わず、充電コードが丸見えになって見栄えが悪くなる可能性もありますからね。
私自身、ショールームで初めてIoT家電を利用し、その便利さに感動してしまいました。ぜひ多くのお客様にご体験いただきたいですね。

見学会では理想の暮らしをカウンセリング


ーここまでお読みになって、早速ショールームを見学したいという方もいらっしゃるかと思います。お申し込みから来場までの流れを教えていただけますか?

土場:見学会は完全予約制のため、まずはWEBから見学日をお申し込みいただきます。その後予約確定メールとあわせて、現在のお悩みなどを伺うヒアリングシートをご送付いたします。そちらにご回答いただき、当日ショールームに直接お越しいただく流れになりますね。

ー当日はどのような流れで見学会が進んでいくのでしょうか?

土場:リノベーションされた空間を楽しんでいただきつつ、お客様の理想の暮らしをヒアリングいたします。リノベーションについての疑問が解消されることはもちろん、住宅購入に対する不安を払拭していただくことが一つの目標です。

ショールーム見学と聞くと、無理な営業や押し売りをされそうといったイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際は事前に伺ったお悩みの背景を紐解き、話を整理して、一緒に解決していくことが目的なんです。いわば、住まいのカウンセリングのようなものですね。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

ーこれまで、どのようなお悩みをお持ちの方がご来場されましたか?

土場:新築マンションと中古マンション、どちらを購入するべきか比較中の方や、持ち家のリノベーションをお考えの方が多いです。リノベーションについてまったく詳しくないという方がほとんどですので、どなたでもぜひお気軽にご来場いただきたいです。

百田:純粋にリノベーションされた建物を見学したいという、興味本位でお越しいただいても大歓迎です。ショールームの中には、”わかる人にはわかる”ようなとても細かなこだわりが散りばめられているので、きっと楽しい時間をお過ごしいただけるかと思います。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

リノベーションの第一歩はショールーム見学から


ー最後に、ショールームへの来場をお考えの方々にメッセージをお願いいたします。

百田:エコラではこのショールームを通じて、仙台にお住まいの方にリノベーションの魅力をもっと伝えていきたいと考えています。あなたが理想とする暮らしを実現するための選択肢の一つを、私たちがご提供したいですね。

上柿:このショールームでは、こだわりが詰まった素晴らしい意匠に触れることができるのはもちろん、高性能の断熱や全国でも珍しい最新のIoT家電についても体験できます。お子さまと一緒でも楽しめるかと思いますので、ぜひご家族でご来場ください。

佐藤:コロナウイルスによる社会の変化もあって、ここ数年で住空間に対する考え方に大きな変化が生まれました。もし今の暮らしに対してなんとなく不安を感じていましたら、一度私たちにご相談いただけると嬉しいです。

土場:そもそも仙台には、リノベーションされた物件を見たことがない方もたくさんいらっしゃいます。ショールームの見学を通して、築年数が古い物件でも少し手を加えることで、これからも永く住んでいけるような居心地の良い空間にできる、と感じていただきたいですね。

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

(撮影:はま田 あつ美

物件詳細

概 要

リノベる。宮城 仙台青葉区ショールーム

住 所

宮城県仙台市青葉区広瀬町2-8支倉パーク・マンション302

アクセス

仙台市営地下鉄南北線「北四番丁」駅 徒歩14分、「勾当台公園」駅 徒歩15分
お車でお越しの際は専用駐車場をご案内致します

電話番号

0120-684-224

営業時間

10:00~18:00

定休日

毎週火曜日・水曜日

ご予約

リノベる。宮城HPより
※完全予約制
https://www.renoveru.jp/showrooms/sendaiaobaku

その他詳細

株式会社エコラ

定休日:土・日・祝日
営業時間:9:00〜17:00

記事を書いた人

鳴海 匠

コーディネーター

学生時代、地元のコワーキングスペースにて勤務。
大学卒業後は仙台市内の企業にてwebライティング業務に従事するが、コミュニティデザインに関する興味が再燃し、エコラへ入社。
現在はBlankの運営業務を担当。

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